モラルBOX日記

【常滑市立三和小】豊かな自然とふれあう中で、心豊かな子どもが育っています

公開日
2012/08/07
更新日
2012/08/07

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 三和小学校は、周りを田畑に囲まれた、全校児童184名の小さな学校です。近年、児童数が年々減少してきて、今年から全学年1学級の学校になりました。
 本校には、運動場に隣接する里山の傾斜面が「三和っ子ランド」として整備され、春はたけのこ掘りに昆虫採集、夏は秘密基地作りにやまもも取り、また秋から冬にかけては落ち葉スキーと、子どもたちのかっこうの遊び場になっています。
 この恵まれた自然を利用して、3年生は毎年、総合的な学習の時間で「三和っ子ランド」を活用した学習や活動に取り組んでいます。その学習活動の一端を紹介します。
【4月】
 オリエンテーションで「総合的な学習」について知った後、みんなで「三和っ子ランド」を探検しました。春の自然に親しみながら、危険なところや、行ってはいけないところなどを確かめました。また、4月28日(金)には、「三和の自然を楽しもう会」という行事で、地域の自然観察員に方に植物や昆虫のことを詳しく説明していただきました。
【5月】
 暖かくなってくると、「三和っ子ランド」に竹や草がたくさん生えてきます。低学年の子が安全に遊べるように、みんなで整備することにしました。初めて手にするのこぎりで、じゃまな枝を払ったり、混み合って生えている竹を切りだしたりしました。
【6月】
 6月9日(土)の親子ふれあい活動では、3年生は自分たちで切りだしてきた竹を使って工作をしました。難しいところは手伝ってもらいながら、みんなで生き生きと工作に取り組みました。できた竹けん玉たししおどしを見せ合いながら、楽しく遊びました。
【これから】
 豊かな自然と触れ合う活動を通して、自然の大切さや、友だちと協力することの大切さなどに気付かせていきたいと思っています。