【豊橋市立吉田方中】 「つながる伝統」
- 公開日
- 2012/08/03
- 更新日
- 2012/08/03
ちょっといい話
本校の6月・7月の風景です。
6月頃になると夏の総合体育大会、コンクールに向けての選手激励会の「1年生応援団」が結成されます。2年前に愛知大学の応援団を講師に招き、指導を受けてこのスタイルができあがりました。今年度は、1年生生徒167名全員に募集をかけたところ、120名もの生徒が応援団に立候補し、毎年2年生が1年生応援団に指導をしています。
今年も2年生のリーダーが事前に声出しの練習や応援の方法、指導の方法を事前に確認して指導に臨みました。1年生は、先輩の指示をしっかり聞き、必死で応援をマスターしました。
毎日昼休みや授業後に中庭で「吉中!勝つぞ!」「フレーフレー吉中!」のかけ声や校歌の練習が毎日行われ、その歌声は学校の外にまで響きわたりました。また、2年生も「もっと腰を落として」「腕をしっかり伸ばして」「指先にも力を入れて」と細かく指示を出していました。
選手激励会当日、体育館いっぱいに応援団が整列し、きびきびとした動きと割れんばかりの声で力一杯応援しました。
一生懸命に取り組んだことは財産となります。また、先輩が美しい姿を見せ、後輩がそれを引き継いでいく。つながる「伝統」として、この元気いっぱいの応援団が後輩に引き継がれ、生徒達の愛校心が育つことを期待しています。