モラルBOX日記

【豊川市立東部小】「情報発信時に気をつけること」を考えよう

公開日
2012/08/21
更新日
2012/08/21

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 6年生で、道徳資料『やっぱり気になる』を題材に情報モラルについて考えました。子どもたちから事前にアンケートをとったところ、「家庭でインターネットを利用したことがある」と答えた子は9割を超え、また、「インターネットを通じて、知らない人とやりとりをしたことがある」と答えた子も約2割いました。気をつけなければならないこととして、あやしいサイトやメールには関わらない。不審なデータをダウンロードしない、無料という言葉を安易に信じないなど、一般的な知識は浸透していることも分かりました。
 このような子どもたちに今後SNSを使う場面があることを想定し、ネットにおけるやりとりについて話し合いを行いました。最終的に、ネットのやりとりに関わらず、相手に思いやりをもって言葉を投げかけることの大切さや自分の言いたいことだけでなく、相手が考えていることは何かを温かくとらえることで、トラブルが起きる原因が減るのではないかという考えに賛同する子が多くなりました。
 授業後の感想では、「ぼくも、ゲームの相手に悪口を言われて、傷ついたことがある。自分も発言する時には、知らない人でも気をつけたい。」「ネットに限らず、普段の生活でも手紙で相手を傷つけてしまうことがあったので、悪口を書かないようにしたいと思った。」など、情報発信の際のモラルについて振り返ることができました。