【豊橋市立富士見小】ネチケットを学ぼう
- 公開日
- 2012/08/30
- 更新日
- 2012/08/30
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
4年生の子どもたちにインターネットの利用状況を聞いてみると、SNSを使って友達同士でコミュニケーションを取ったり、いろいろなゲームを見つけて楽しんでいたりするということだった。子どもたちは、楽しいというだけで安易にインターネットを使っているだけのようだ。ただ、保護者にも話を聞いてみると、子どもたちの中には何時間もインターネットをやり続け、どんなことをしているのか把握しきれていない部分があるということもわかった。インターネットは便利である反面、使い方を誤ると危険なものであるということを理解してもらえるように、4年1組の児童を対象にディズニー・オンライン・ジャパンの「サイバーネチケット・コミック」を使い、インターネットを使う際の注意点について学んだ。
「サイバーネチケット・コミック」は、ディズニーのキャラクターたちがインターネット上でトラブルに巻き込まれ、その時どのようにすればよいのかをクイズ形式で考えることのできるものである。この授業の中で、多くの子どもたちは、「ネチケット」という言葉を初めて知ったようである。「ネチケット」とは、インターネット上で守らなければならないエチケットである。そのルールを知らずにむやみにインターネットを使ってしまうと、大きなトラブルにつながりかねないということを、楽しく学ぶことができた。授業の振り返りでは、「ルールを守ってインターネットを使おうと思った」や、「どんな危険なことがあるか知ることができてよかった」などという声が聞かれ、インターネットに対する意識に少し変化が見られたようである。