【碧南市立鷲塚小】心温まることがありました
- 公開日
- 2013/03/04
- 更新日
- 2013/03/04
ちょっといい話
9月のある日、隣の市にお住まいのAさんという男性が学校におみえになりました。ご用件を伺うと、「鷲塚小学校にBさんという女の子がみえると思うのですが……。」とのこと、詳しくお話を聞くと、7月から8月にかけて、市民病院に入院されていたそうです。自分の人生を変えるほどの大きなご病気だったようで、入院中は気持ちがふさいでみえたようです。
そんな時、ひいおばあちゃんのお見舞いに病院を訪れたBさんが、入院中のAさんの似顔絵を描いてあげたようです。絵を描くことが大好きなBさんにとって、特別なことではないちょっとした親切のつもりだったと思います。
しかし、似顔を描いてもらったAさんにとっては、とても嬉しく、感激する出来事だったとのことで、勇気や元気をもらわれたとのことでした。その後、無事退院され、何とか自分の感謝の気持ちを伝えたいと、Bさんへのお手紙を書かれ、絵を描くことが好きなBさんにと画材を添えて鷲塚小学校を訪れられたのです。
早速、Bさんのご家庭に連絡し、事実確認をさせていただきました。ちょうど、一緒に病院にお見舞いに行かれた、Bさんのおばあさんがみえ、そのことをよく覚えてみえ、「こちらこそ、そこまで喜んでいただき、かえって感謝申し上げます。」とおっしゃいました。その言葉をAさんにお伝えし、預かったお手紙などを担任よりBさんに渡しました。何気ない親切が、それを受けた人にとっては、とても大きな影響を与え、その人に生きる勇気と元気をもたらすことをあらためて感じ、とても心温まる思いがしました。