モラルBOX日記

【春日井市立北城小】児童と地域の方々が一緒に作り上げた運動会

公開日
2012/10/05
更新日
2012/10/05

ちょっといい話

 去る9月29日に、北城小学校区運動会が開催されました。この運動会は、平成9年度より北城小学校と北城学区体育振興会という地域の組織が合同で企画・運営を行っています。
 毎年、実施3ヶ月前の6月から、何回もの打合せを行って準備を進めます。特に運動会前日は大人と児童が力を合わせて椅子や机を用意したり、万国旗を取り付けたりするなど会場作りに取り組みます。
 開会式の選手宣誓では、児童代表1人と大人代表1人が一緒に行います。地域の方々は、「下市場」「下北・西山」「大泉寺」「不二ガ丘」の4つのブロックに分かれて参加します。演技は学年単位で児童のみが行うものもありますが、合同運動会ならではの種目として、「二人三脚リレー」、「パン食い競争」、「ブロック対抗綱引き」「ブロック対抗リレー」があります。その中で特に盛り上がるのは、各ブロックの大人と児童がチームを組んで競う「二人三脚リレー」と「ブロック対抗リレー」です。勝敗によって得点があり、その合計点数で優勝が決まるので、声を上げて自分の地区のチームを応援します。
 特に今年は接戦で、地区対抗最終種目まで優勝の行方が分からない状況でした。その最終種目がブロック対抗リレーだったのです。これで優勝が決まるとあって、より一層自分の地区を応援する声が会場に響き渡りました。接戦の末、今年は「下北・西山」が優勝しましたが、惜しくも優勝を逃したブロックも「全力を尽くした」という充実感と「来年こそは」という強い決意を持てたようです。
 絶好の運動会日和のもと、児童だけでなく大人も、演技に応援に力を出し切り、清々しい時を過ごすことができた一日でした。まさに、児童と地域の方々が一緒に作り上げた運動会であったと思います。来年の運動会も楽しみです。