【蟹江町立須西小】花いっぱいの学校 みんなで花壇づくり
- 公開日
- 2012/10/31
- 更新日
- 2012/10/31
ちょっといい話
本校の校舎の前には、大きなくすの木があり、みんなの成長を見守っています。ところが、元気があまりなくなってきました。そこで、昨年、そのまわりに花壇を作ることを計画しました。いろいろな太さ、長さの塩ビ管(建設会社の方に用意していただきました。)をくすの木の周りに埋めていき、そこに土を入れて花壇にしていきます。とても大がかりな工事になるので、地域の建設会社の方の協力を得ました。
まず、12月に、5・6年生全員で、塩ビ管にペンキで色を塗りました。そして、約3週間、乾かしました。1月に入り、いよいよ、地域の方の登場です。早朝から、パワーショベルで、塩ビ管を埋める溝を掘っていただき、その溝に5・6年生で手分けしてきれいに色をつけた塩ビ管を埋め込みました。1本1本色や太さが違うので、バランスを考えながら並べました。また、細い塩ビ管はぐらつかないように、管の下に穴をあけて鉄棒を通して並べた後、コンクリートを流し込みました。塩ビ管が並んだところで、まわりに土を入れて固めました。塩ビ管の中にも、砂や土を入れました。最後に、細い管はコンクリートでふたをしました。太い管は上に花を植えるようにして花壇の完成です。そして、1週間後、栽培委員会で、パンジーやビオラなどの苗を丁寧に植えました。
春には、くすの木のまわりには、チューリップやパンジーなど色とりどりの花が咲きました。夏には、サルビアやマリーゴールドの苗を植え、くすの木も、以前よりたくさんの水をもらい、元気になり、葉を茂らせました。9月には、サルビアやマリーゴールドが満開でした。
くすの木は、これからも、毎日、子ども達の成長を応援してくれることでしょう。