【豊橋市立大崎小】いのち・家族について考える
- 公開日
- 2012/11/21
- 更新日
- 2012/11/21
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校は「いのち」と「家族」について考える活動をしてきました。
〜〜親子で受ける「いのちの授業」〜〜
10月15日には親子で命について考えました。いのちをバトンタッチする会代表の鈴木中人氏を講師に迎え,講演会を開きました。保護者の方にも参加を呼びかけ,1年生から6年生までの全校児童と保護者を合わせて,238人が体育館で話を聞きました。小児がんの少女とそれを支える家族の話でした。写真や具体的な出来事を交えわかりやすい語り口で1時間の講演時間があっという間にすぎました。命は1つ。かけがえのないものであること。親より先に死んではいけないことを熱く語る姿は子どもや保護者の心に強く残りました。
〜〜命について考えた「大崎フェスティバル」〜〜
11月17日大崎フェスティバルで6年生は戦時中の学徒動員の劇「ああ豊川海軍工廠」に挑戦しました。6年生の熱演により,戦争の悲惨さを感じ,親よりも先に死んでしまう子どもたちがたくさんいたこと,死は悲しいものであることは,低学年の子どもの心にも強く残りました。
大崎フェスティバル閉会式では,5・6年生が学校田で育ててきたもち米を宮城県気仙沼市に送るセレモニーを行いました。「負けるな気仙沼」を合言葉に,東日本大震災で被災した方に少しでも元気になってほしいとの思いをこめて育ててきました。大崎小学校からの申し出に,気仙沼市本吉町前浜地区からは,公民館の上棟式でのもち投げにぜひ使いたいといううれしい頼りも届いています。セレモニーでは学校紹介の壁新聞と一緒に90kgのもち米を箱詰めしました。
これらの体験・活動を通して,子どもたちは命の大切さ,家族・友達への感謝の気持ちを強くもつことができました。