【愛西市立西川端小】養護学校との交流活動
- 公開日
- 2012/12/06
- 更新日
- 2012/12/06
ちょっといい話
西川端小学校では、昭和63年に佐織工業高等学校、佐織養護学校、佐織西中学校との交流活動が始まりました。その後、平成元年・平成2年に文部省指定「心身障害児理解推進校」の指定を受け、佐織養護学校との交流活が更に深まり、今年で26年目になります。
以前は、西川端小学校の学校田で稲作栽培をに取り組み、田植えや稲刈りの作業も佐織養護学校の児童といっしょに行っていました。また、学習発表会に佐織養護学校の児童を招いて鑑賞してもらったり、運動会では競技に参加してもらったりしていました。このような交流を続け活動内容を振り返る中で、交流活動の内容も見直しがされて、現在では、お互いの学校が低中高学年に分かれ、各学期に1回の割合で交流活動を行っています。
本年度の第1回は、6月に実施しました。低中学年は同じ日に実施し、低学年は佐織養護学校に出向き、中学年は佐織養護学校の友達を西川端小学校に招きます。高学年は別の日に佐織養護学校へ出向きます。第1回目の交流会は、お互いに学年が1つ上がりクラスも変わるので、自己紹介の活動が中心になります。2年生以上の子どもたちは、前年度までの交流の積み重ねがあり、お互いの顔と名前が一致し活動もスムーズに進行します。西川端小学校の1年生にとっては、人生初めての交流活動になり、活動場所も初めて行く佐織養護学校なので緊張の度合いは他の学年以上です。自己紹介もスムーズには進みません。
このような経験を経て、10月の第2回の交流会では簡単なダンスやゲームを中心にお互いの学校で楽しく活動をしました。第3回は「お別れ交流会」の名のもとに、今年度最後の交流会を翌年2月にお互いの学校で行う予定です。
1年間に3回の活動ですが、続けることで互いの絆が深まり、子どもたちにとっては、将来に生きる貴重な体験になると信じています。