【豊田市立新盛小】 新入生 今年はなぜか 子猫ちゃん!
- 公開日
- 2012/12/20
- 更新日
- 2012/12/20
ちょっといい話
新入生のいなかった本校に、6月の終わりごろ、子猫が迷い込みました。側溝から子猫の鳴き声がしました。子どもたちも気になっていましたが、そのうち姿を現しました。子猫は、まだよちよち歩きで、とても人なつっこかったです。おそらく、野良猫ではなく飼われていた猫だろうと思われました。そこで、5・6年生と担任、校長先生で学校周辺の家を訪問し、迷子の子猫の飼い主を探し回りました。結局、飼い主は見つからなかったです。
新たな飼い主をなってくれる人を探すこととし、それまで学校で保護することにしました。子猫の住まいを飼育小屋とし、子猫用のキャットフードを用意し、えさやりを希望する子どもたちが世話をしました。子どもたちは、熱心にえさをあげたりして、かわいがりました。そして、日本では毎年20万頭以上の犬や猫が「処分」という名目で殺されていることを知り、子猫を飼いたいという人が見つかって、命が助かってほしいと願いました。
地域の方から、子猫を飼いたいと申し出であり、子猫は7月20日に引きとられていきました。子猫の命が助かったことに子どもたちは喜びを感じたり、飼い主になっていただく人に感謝したりしました。子猫とは3週間ほどのお付き合いであったが、子猫とのふれあいを通して、子どもたちは命の尊さに気づいたり、動物愛護の気持ちを高めたりすることができました。