モラルBOX日記

【南知多町教育委員会】携帯電話等に関する小中学生実態アンケートを実施

公開日
2012/12/26
更新日
2012/12/26

県教委・市町村教委の取組(利用しない)

 南知多町では、昨年度に続き町内全ての小学校6年生、中学校2年生を対象に、携帯電話等に関する実態調査を行いました。その結果を集約し、12月に資料化してデータを各校に配信する一方で、町教務主任研修会で情報提供し、今後の取組について協議するとともに、各校の情報教育及び情報モラル推進の資料としての活用を依頼しました。
 アンケートは、「携帯電話等の所有」、「使用時間」、「携帯電話等の必要性」など、10の設問を用意し、昨年度と比較・分析を行いました。調査結果からは、「携帯電話等の所有率」は、昨年度とほとんど変わらないものの、「所有者の使用時間」は、小中学生とも「30分以上」が増加傾向にあり、中学生所有者の7割前後に達することが明らかとなりました。また、情報機器を使用する際の「家庭内の約束」は、小6で4割弱、中2では3割前後で昨年度とあまり変わらず、情報モラルについて保護者への発信力もより高めていく必要性を感じました。また、「携帯電話等の必要性」については、中学校で高まる傾向にあり、中学校2年生女子は8割近くが「必要」と答えており、その理由として「学校で話せないことが話せる」「都合がいい時に連絡がつく」など、コミュニケーションの手段としての適正を判断すべき気になる内容もありました。今後、情報教育アドバイザーを共有する近隣の美浜町とも連携して、「情報リテラシー・モラル」についてより有効で系統的な指導の在り方を検討していきたいと考えていきます。