モラルBOX日記

【清須市立西枇杷島小】福祉実践教室

公開日
2012/12/26
更新日
2012/12/26

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 西枇杷島小学校では、毎年3年生以上の学年で、福祉実践教室を行っています。障がいのある人から話を聞いたり、疑似体験をしたりすることで、障がいのある人の気持ちに近づき、思いやりの心を育む機会としています。
 3年生では、手話体験をしました。自分の名前の伝え方や、挨拶の仕方を学んだ後、手話を使って「まあるい いのち」の歌を歌いました。
 4年生では、点字体験をしました。点字器と点字用紙を使い、自分の名前を打つ方法を教えていただきました。
 5年生では、視覚障がい者へのガイドヘルプの仕方を学びました。目隠しをして視覚障がい者の疑似体験をし、目的地まで声で誘導する方法を教えていただきました。
 6年生では、要約筆記体験をしました。耳の不自由な方が、講演などの内容を理解しやすいように、介助者が講演の内容を瞬時に要約して、視覚で伝える方法を学びました。
 各体験学習では、児童が進行役を務めたり、感謝の言葉を伝えたりすることで、児童が主体的に取り組むこともできました。
「この貴重な体験を、社会ですすんで実践したいです。」という児童の言葉から、心の成長を感じられる教室となりました。