【豊田市立豊松小】 上級生のさり気ない思いやり
- 公開日
- 2013/01/25
- 更新日
- 2013/01/25
ちょっといい話
秋が深まり紅葉が美しくなる頃、本校では、校区内を探訪する行事「六所のつどい」を毎年行っています。今年度は、豊松地区で梟ヶ城跡、城山城跡などに出かけました。本校の校区は、山間部にあってアップダウンが激しく、今年度のコースも厳しいものでした。全校児童を異学年で縦割りにしたなかよし班で出かけました。なかよし班は普段から掃除を一緒にしている班です。
さすが登下校で健脚を鍛えている子ども達は、さっさと歩いていましたが、段差が続く急な下りで、1年生の一人が遅れ始めました。同じ班の班長はというと、先頭を歩いていましたが、時々振り返り、遅れがちな1年生が前の子に追い着くまで待っていました。また、城跡の展望台の階段もきつく、降りるときに怖がっていた3年生に、5年生の子が「荷物を持ってあげようか。」と声をかけ、降りるのを手伝っていました。
教師が心配するまでもなく、上級生が下級生を思いやり行動をする場面が随所に見られ、ほっとする半日でした。