【西尾市立吉田小】人権教室
- 公開日
- 2013/01/25
- 更新日
- 2013/01/25
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
11月27日、西尾市は『学校総点検の日』になっています。1994年に起こったいじめ事件を風化させないために、この日が設けられいます。市内の学校では、子どもたちの心を育てるための様々な取り組みが行われています。
本校では、『いじめアンケート』・『校長講話』・『思いやりに焦点を当てた道徳の授業』・『人権教室』等を実施しました。その中の1つ、人権教室について紹介します。
11月27日の5時間目に、人権擁護委員さん3名をお招きし、6年生を対象に人権教室を行いました。人権擁護委員さんのお話を聞いた後、『しんちゃんが泣いた』というアニメのビデオをみました。アニメということで、最初は子どもたちもあまり興味を示しませんでしたが、次第にそのお話に引き込まれていきました。真剣にビデオをみる子どもたちの姿がたいへん印象的でした。また、ビデオが終わった後も、会場は余韻に包まれていました。
子どもたちの感想は次の通りでした。
・ 障害のある人を見て、悪口をいうことはすごくいけないなと思いました。障害のある人だけでなく、普通の人にいやがらせをすることも、やってはいけないことです。中学校でいじめがあったというニュースをたまに見かけます。いじめられている人は、もちろんいやな気持ちになります。いじめている人の気持ちってどんなだろうと思います。おもしろ半分でやっていたとしたら、何がそんなにおもしろいのだろうと怒れてきます。相手の気持ちを考えて生活できるようにしたいです。今日の人権教室から、改めて人権はとても大切だと思いました。
・ ビデオの中のつよし君としんちゃんは、本当の友達だと思いました。しんちゃんが いやがらせをされたり、からかわれたりしている時、つよし君はいつも助けてあげていました。 ー略ー 本当の友達は、どんな時でも自分の味方でいてくれる人だと思います。そして、困ったら助けてくれると思いました。本当の友達は、とても大切な存在だと思います。
この人権教室を通して、子どもたちは、人権の大切さや本当の友達のあるべき姿について、深く考えることができました。