【豊明市立唐竹小】 「心を豊かにする講座」 〜文字職人 杉浦誠司さんを講師にお迎えして〜
- 公開日
- 2013/01/31
- 更新日
- 2013/01/31
ちょっといい話
文字職人の杉浦誠司さんを学校にお迎えし、3〜6年生全員が話を聞きました。杉浦さんが文字職人という仕事を見つけるまでどう生きてきたか、自分がいじめにあった体験談、子どもたちに夢をもって生きていってほしいという思いなど、盛りだくさんの話を熱く語ってくださいました。
話を聞いているときの子どもたちの真剣なまなざしがとても印象的でした。最後に「あい」というひらがなから「支」という漢字が書き上がるのを、子どもたちは、周りに集まって息を飲んで見ていました。
「一人で苦しんでいる人がいたら、力になってあげたい。」
「いじめは人の心をきずつけるからいけない。」
「いじめを受けた人だけではなく、いじめた人、周りの人もみんな苦しいなんて
知らなかった。」
「友だちを大切にしたい。」
「学校でいじめがなくなるようにがんばりたい。」
「漢字の中に気持ちを表すひらがなが入っていてすごい。」
「夢をあきらめないでがんばりたい。」
「何千人、何万人の人の命がつながって自分の命があるので、大切にしたい。」
子どもたちの感想は一人一人様々でしたが、みんなが大きな宝物をもらったすてきな時間でした。
児童から話を聞いた保護者の方からもお手紙をいただきましたので、紹介します。
『文字職人さんの講演を聴いたと娘から教えてもらいました。今、問題となっている ”いじめ”についてのようでしたが、娘にとってはとても身近に感じられるようで、目を輝かせて話していました。
─── 中 略────
この機会を大切にし、その時 ”自分はどうするのか”を考えてほしいと思います。決して人を傷つける立場になってほしくないと願っています。しかし、人間とは弱い者なのでわかりませんね。ただ困ったり迷ったりしている友達がいた時には、近くで支えてあげられるような人になってほしいです。』