モラルBOX日記

【豊田市立大林小】かかわる力を育む「ファミリー活動」

公開日
2013/02/05
更新日
2013/02/05

ちょっといい話

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 大林小学校では、1年生から6年生までの縦割りグループ「ファミリー」を作り、遠足や遊びを通して、異学年で交流し、活動しています。それを、「ファミリー」と呼び、6年生のリーダーが中心に計画を立てています。

 1月9日には、6年生が中心となって行う最後の「ファミリー遊び」が行われました。
 春に「ファミリー誕生会」で顔合わせ会をした時には、緊張しながらメンバーに指示を出していた6年生でしたが、この日は、堂々とした態度で的確な指示を出している姿が印象的でした。ファミリー活動を通し、「下級生に喜んでもらいたい。楽しい時間にしたい。」という気持ちが6年生としての自覚を促し、責任感やリーダー性を育みました。「自分たちも6年生にとてもお世話になった。」という気持ちが、「自分も下級生に」という大林小文化の伝承者としての気持ちを育みました。
 下級生は、6年生の指示を素直に聴き、ルールを守って一緒に遊んでいました。きらきらした笑顔とはしゃぐ声に、仲良く一緒に遊んでくれる上級生に対し、信頼や敬愛の心が育っているように感じました。

 異年齢集団で集まることで、学年やクラスにはない人間関係を築くことができる「ファミリー」の活動は、本校がねらっている「かかわる力」を育てる上で、大きな役割を果たしています。