【南知多町立日間賀小】タコの島での たこあげ大会
- 公開日
- 2013/02/07
- 更新日
- 2013/02/07
ちょっといい話
日間賀小学校では、毎年1月に学校行事として、たこづくり・たこあげ大会を行っています。家族でのふれあいの機会として、また伝統文化に親しむ機会として、子どもたちが楽しみにしている行事の一つです。
12月のうちから、子どもたちはたこの絵を和紙に描いていきます。来年の干支や、おめでたい模様、浮世絵の人物など、思い思いに工夫されたたこの絵はなかなかに立派です。大会当日、子どもたちはお家の方と竹ひごなどを組み立てて、その絵をたこにしていきます。テキパキとたこを作っていくお父さんたちを見つめる子どもたちは、いい笑顔です。お父さんがぼくのために学校に来てたこを作ってくれている、それだけでとてもうれしいようです。
完成したら、全校で浜辺に移動して、たこあげをします。お母さんがたこをかかげ、子どもは糸を持って走ります。青空に一斉にたこがあがる様子は壮観です。いつかこの子たちが大人になったら、今度はまた自分の子どもとこうしてたこあげをし、そうやって日本の伝統と親子の絆がいつまでもつながっていくといいな、そう感じた、穏やかな冬の午後でした。