【蒲郡市立蒲郡東部小】動物たちの世話を引き継いで…
- 公開日
- 2013/05/02
- 更新日
- 2013/05/02
ちょっといい話
本校の子どもたちは、毎年3年生になると「インコ」を、4年生になると「ウサギ」の世話を上級生から引き継いできました。新しい学年の子どもたちが世話の仕方を身につけるまで、上級生たちも飼育小屋に集まり、共に餌をやったり小屋のそうじをしたり、飼育のこつを教えたりして引き継ぐことによって、学年をまたいだ交流が生まれ、お互いへの尊敬や親愛も深まります。
平成24年度の4年生は、全校集会で「ウサギの名前募集」をしたり、図工室の廃材を利用して「ウサギの小部屋」を作ったり、ウサギの生態を調べてB全紙にまとめて発表したりと、ウサギたちと精力的に関わりました。年度末には、1年生を喜ばせようと、段ボールをたくさん集め、長くつないで柵を作り「ウサギ広場」として1年生を招待しました。1年生の子どもたちは、ウサギとふれ合うことができました。
春休みになってからも、子どもたちは交代で学校へ来て動物たちの世話を続けました。ウサギの赤ちゃんが生まれ元気に育ち、親ウサギと共に動き回るようになりました。毎朝、大勢の子どもたちが、赤ちゃんウサギの様子をのぞいたり、草をあげたりしようと集まってきます。平成25年度も、新しい3・4年生の子どもたちがインコやウサギの世話を受け継いで、大切に飼育し続けていくことでしょう。
《子どもの感想文より》 「ウサギ当番と自分」
4年生から今までがんばって世話をしてきました。初めてのウサギ当番のときはどきどきしました。「ウサギのふれ合い」では、今の2年生がとても喜んでくれました。最後のウサギ当番のとき、一生懸命そうじをしました。さみしいけど、がんばったなという気持ちもありました。4年生にいい引き継ぎをして、大切に育ててほしいです。