【安城市立安城南中】身につけよう!私たちの常識〜チェーンメールとは?〜
- 公開日
- 2013/05/28
- 更新日
- 2013/05/28
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
近年、携帯電話等が急速に発達し、小中学生であってもスマートフォンを持つ時代へとなりつつある。安城南中学校の1年生のある学級でも、携帯電話を持つ生徒は半数以上である。したがって、小中学生といっても、最低限の情報モラルは身につけておかないと、大きなトラブルに発展する場合がある。実際に、携帯電話などで、フィルタリングというシステムがあるのは、大きなトラブルを未然に防ぐという意図があってのことであろう。
しかし、実際には、毎年携帯電話に関するトラブルが起きているのが現状である。特によく起きるのが、携帯電話を用いた、インターネット上の書き込みに関するものである。
そこで、携帯電話に関するチェーンメールに焦点を絞り、授業を展開した。実際に、教室にパソコンを持って行き、LANをつないで、インターネットで検索をしてみると、生徒たちの間で流れたことのあるチェーンメールもいくつか存在した。生徒たちはチェーンメールというものの存在は知っているようであったが、実質については知らなかった。
この授業を終えての感想では、「チェーンメールを受け取ったことはあるが、他人へ回さなくてよかった。メールをたくさん送るということは他人に迷惑がかかることであるし、書いた内容などによっては人を不快にさせるものだとわかった。」とあった。この授業を通して、メールの正しい使い方や、チェーンメールの対処の仕方について正しく理解できたという様子が感じ取れた。