【豊橋市立前芝小】縦割り集団活動「ホワイトプラン」
- 公開日
- 2013/06/24
- 更新日
- 2013/06/24
ちょっといい話
前芝小学校では、リーダー性の育成と思いやりや協力する心を育てることをねらいとして縦割り活動がさかんに行われています。そのような中で昨年度から始められた1年生から4年生の縦割り活動「ホワイトプラン」は、4年生が中心となって企画・準備・運営を行う活動です。
6月7日に本年度の「ホワイトプラン」が行われました。はじめの会の後、まずはダンスタイム。切れのある見事なダンスに下級生の目も釘付けでした。「難しそう〜。」という声も聞かれましたが、みんな最後まで踊りきり、お互いに拍手をして称え合いました。 ダンスの後は、ドッジボールや鬼ごっこなどグループごとの遊びを楽しみました。本校の運動場は芝生が生えており、その広い空間の中を大勢の子が気持ちよさそうに走り回っていました。また、飛び交う声の大きさから子どもたちが夢中になっているのが感じられました。
たくさんのいい汗を流した後は、読み聞かせの時間でした。体育館や木陰などグループごとに場所を選んで、紙芝居や絵本の読み聞かせを行いました。「見えますか?」「聞こえますか?」など下級生を気遣う言葉、聞き終えた後の拍手などそれぞれの立場で相手を思いやる行動ができていて微笑ましく思いました。
遊びを終えた後行われた終わりの会では、こんな場面がありました。感想を聞かれ、ある1年生の男の子が手を挙げましたが、マイクを向けられると黙ってしまいました。そんな中、近くにいた上級生が小声で「楽しかった?」とその子に投げかけ、男の子は「楽しかった。」と言うことができました。その間、そのやりとりを温かく見守っていたみんなの姿勢もとても立派でした。
さまざまな学年の子が遊びという活動を通してお互いを思いやったり、協力して活動したりするこのような縦割り活動を、今後も大切にして続けていきたいです。