モラルBOX日記

【一宮市立北方中】「親の立場になって考えてみると」

公開日
2013/07/02
更新日
2013/07/02

ちょっといい話

 一宮市は,総合的な学習の時間の一つに,「親学」を取り入れています。「親学」とは,生徒にとって身近なテーマを,「親」の立場で考えるというものです。
 それに関連して,6月24日(月)の,道徳の時間に,親の気持ちになって考えてみようという場面設定で,1年生は「携帯電話は必要か?」,2年生は「はたらくこと」というテーマについて,話し合いました。
 写真は,1年生の生徒が「親」になり,「携帯電話がどうしてもほしい」とせがむ生徒役の教師に対して,説得をしている場面です。生徒は,「自分で買えるようになってから」「勉強のじゃまになるからだめ」と,あらゆる理由で納得させようとしていました。家で親に携帯電話がほしいと話していた生徒も,友達のさまざまな意見に耳を傾けたことで,少し考えが変わったようです。
授業後の感想では,
・携帯電話はほしいけど,いいことばかりじゃないことが分かった。
・使い方を考えてから,買うべきだと思う。
・親の立場に立って考えると,納得できた。
・自分の子どもが悩んでいたら,相談に乗ってあげようと思う。
・親も子どもの将来を心配しているから,自分も親に心配をかけないようにする。

 親がわが子のことをどれほど大切に思っているかを,子ども自身が知ることのでき,とても有意義な時間となりました。