【豊田市立高岡中】地域の方から心あたたまるメールが届きました「踏切での女子中学生のお手柄」
- 公開日
- 2013/07/16
- 更新日
- 2013/07/16
ちょっといい話
高岡中学校 御中
こんにちは、私は豊田市在住の市民です。
4月30日17時頃、竹村駅と若林駅の間の踏切(近江屋さん付近)で「踏切での女子中学生のお手柄」
4月30日17時頃、竹村駅と若林駅の間の踏切(近江屋さん付近)で電車の通過待ちで車を停止したところ、女子中学生達がなにやら必死で何かを線路から引出そうとしている姿を目撃しました。よく見ると、それは自転車とお爺さんでした。何故お爺さんがそのような状況になったのは分かりませんが、素早く気付いてその子達がお爺さんと自転車を引出したおかげで、お爺さんも自転車も無事でした。
学生の一人が冷静な判断で非常停止ボタンを押したらしく、電車は踏切を少し過ぎてしまったものの停止しました。この事で電車の速度も遅くなり、助け出す時間を稼げたのだと思います。電車は5分位止まってしまいましたが、この子達の活躍が無ければその程度では済まなかったと思います。お爺さんは私達の目の前で亡くなっていたかも知れません。
私は、目の前にいながら何も出来なかった自分を恥ずかしく思うのと同時に、この子達の勇気のある行動と冷静な判断に深く感動いたしました。残念ながらこの子達の名前を確認することは出来ませんでしたが着ていた体操服で高岡中ということが分かりました。とても感心しましたので是非学校側にお知らせしたいと思いメールさせて頂きました。乱筆乱文をお許しください。というメールが地域から届きました。
二人に話を聞いたところ、女子ハンドボール部の練習の帰りの出来事だったとのことです。遮断機が降りた踏み切り内に閉じ込められて困っているおじいさんを助け出したそうです。人の命がかかった場面での、彼女たちの判断力と行動力に感動しました。「よく冷静に非常停止ボタンが押せたね。」と尋ねたところ「以前からボタンがあるのは知っていました。おじいさんはうまく逃げられない様子だったのでとにかく助けなくてはと無我夢中でした。」と話してくれました。
今回の2人の行動は、善行を進んで行おうとする意識を学校中に広め、高めてくれることになりました。うれしく思います。また、今回のことをメールで知らせていただいた地域の方に感謝の気持ちでいっぱいです。