モラルBOX日記

【長久手市立南中】「一言」がつなぐ地域と学校

公開日
2013/07/17
更新日
2013/07/17

ちょっといい話

 先日、地域の方からこんなお話をお聞きしました。
 ある日、学校そばの交差点に落ちていた給食用のナフキンを拾っていただいたそうです。「落とした子が困っているだろう。」と学校に届けようと思われたそうですが、その交差点は中学生も小学生も通る場所で、落とした子がそのどちらかが分からないため、学校に届けるのではなくビニール袋に入れて交差点のガードレールに見えるように掛けておいてくださったそうです。
 しかし、翌日も翌々日もビニール袋はそのままなので、気付かないのかと思い袋を確認されたところ、中にあったナフキンが無くなり代わりにかわいいカードが入っていたそうです。その紙には、「ありがとうございました。たすかりました。」とかかれていたそうです。
 その方が、文字の様子から中学生だと感じ、そのカードを学校に届けてくださいました。そして「何気ないことかもしれないのですが、心がぽかぽかしてきました。」とおっしゃってくださいました。こういった「一言」が人と人をつなぎ、地域と学校をつないでいくのだと実感した出来事でした。