【犬山市立東部中】電子メールでのコミュニケーションを考えよう
- 公開日
- 2013/07/26
- 更新日
- 2013/07/26
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校では、情報教育年間計画を立て教科、学級活動、道徳、総合的な学習、行事などで計画的に情報教育を進めています。学級活動や道徳の時間には、学年の実態に応じて、情報モラルを高めるための取り組みを行っています。
本年度は、6月に電子メールや掲示板などの利用場面における、情報モラルを形成する目的でスクールアシスタントを講師として招き、学級担任とのTTの形式でPC室にて全学級で授業を実施しました。
視聴覚教材
1年生は、「パスワードはひみつの合言葉」
2年生は、「知らない人との出会いは危険がいっぱい」
3年生は、「その情報本当かな」
全学年共通、「その書き込み読み手にどう伝わるか」
というビデオを観て、思ったこと・感じたことをワークシートに記入し、話し合いの後「解説」「まとめ」をする授業内容でした。
7月には、主題名「信頼し合える関係」、資料名「メールの友情」を3年生で実施しました。
携帯電話やスマートフォンが普及し、気軽にメールやSNSができる環境にある現在、メールでつながっている友達、いわゆる「メル友」という存在が浮かび上がってくる。「秘密性」というメールの特殊な性質の中でつながっていく人間関係は、危険性も併せもっています。人とつながりたい目的でメールの世界にのめり込んでいく中学生ですが、どんなに状況が変わっても、人との関係を築く上で忘れてはならない「敬愛」の念をもつことで、尊い友情関係を結ぶことができるはずです。情報ツールを通してはぐくむことができた友情の尊さに触れ、相手に対する「敬愛」の念を感じさせることで適切な判断力を育てたいと考えました。
授業を終えた生徒からは「本当のことを伝えるのはとても大事なことだと思った。見えない相手だからといってうそをついてしまうと、そのうそをつらぬき通さないといけないので、自分はそのようなことをしたくない。」「言葉を発するときは、メールであろうが注意しないと相手も自分も傷つくことになると思った。」「メールで知り合った相手でも友情を築くことができることを知った。相手との交流を深めるための手段としての情報ツールも活用したい。」という前向きな態度を養う機会となりました。