【豊田市立小渡小】小渡地区で開催された「夢かけ風鈴祭り」
- 公開日
- 2013/08/12
- 更新日
- 2013/08/12
ちょっといい話
7月21日日曜日、本校の6年生児童が、地域の祭りである「夢かけ風鈴祭り」に参加した。
祭りを盛り上げるため、昨年から、本校6年生と地域の人々が郷土の料理「あんぼ」を復活させ、好評を得ている。今年も、昨年度の6年生からバトンをつないだ6年生が、地域の人々から学び、地域の人々とともに「あんぼづくり」に汗を流した。5年生の時に地域の人々とともに作ったお米を材料に、あんぼ(いわゆる五平餅)の作り方を学ぶことに始まり、準備をして、接客・会計・焼きと、全ての作業を保護者や地域の方々とともに、経験することができた。
当日は、「いらっしゃいませ〜」「おいしいあんぼですよ〜」「どうぞ食べてくださ〜い」と、多くの人々に声をかけ、見事に785本を売り切ることができた。この売上金のうち必要経費を除いた分の使い道は、子どもたちと相談し、ユニセフへ寄付することになっている。
地域の行事に参加することで、地域とのつながりができ、子どもたちは「小渡に生まれて育ってよかった」という思いをもつことができている。また、子どもたちは、「地域の役に立つことができた」と満足感をもち、「もっと地域のために働きたい」と意欲を持つこともできている。地域の方々も、「よく頑張ってくれたね」とおおいに褒めてくださり、「学校で困ったことがあったら、いつでも声をかけてくれよ」と、学校・子どもたちにさらに温かい目を向けてくださっている。
この活動は、また来年へと引き継がれていくことだろう。下学年は、「6年生になったら、今度は自分が!」と、意気込んでいる。そして祭りに夢を描いている。