モラルBOX日記

【豊明市立豊明小】携帯電話の正しい使い方について考えよう

公開日
2013/08/20
更新日
2013/08/20

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

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 近年,小学校でも,携帯依存の問題,携帯電話を介在したいじめやトラブルなどが見受けられるようになってきた。本校でも,携帯電話を利用する児童が年々増えている。そこで,携帯電話による問題の発生を未然に防ぐために,情報モラル教育の充実が必要であると考え,高学年を中心に実践を行った。
1 道徳の授業実践【6年生】
 通信端末を正しく利用し,良好な人間関係を維持・形成するためにも,「携帯電話の上手なメールの使い方」について,6年生を対象に授業を行った。また,児童だけではなく,保護者に対しても注意を促すために授業参観日を選んだ。携帯電話は「いつでも」「どこでも」気軽に利用できる反面,相手の都合や気持ちを考えずに一方的にメールを送ることができるので,延々とメールの交換が続いたり,人を傷つけたりするトラブルに繋がりやすい。授業では,「携帯電話でのトラブル」や「メールで崩れる人間関係」などの様々な事例を紹介することにより,何気なく利用している携帯電話の落とし穴を理解させた。携帯電話を利用する際には,「お互いの時間を尊重して,時間を決めて利用すること」「相手に気持ちが伝わりにくいからこそ,相手の気持ちを考えること」「大切なことは,直接会って会話すること」などを学んだ。
2 e−ネットキャラバンへの参加【5年生・6年生】 
 総務省が行っている「e−ネットキャラバン」による情報モラル教育を行った。体育館に2学年が集まり,映像を見ながら,総務省から派遣された外部講師の話を聞いた。携帯電話の便利さと注意点,インターネットの利用の仕方を中心に,具体的な事例を通して分かりやすい説明があった。
 これらの学習を通して,児童は,「ルールを決めて携帯電話を使いたい。」「軽い気持ちで悪口を書くと大変なことになるので注意したい。」「相手の気持ちを考えて,メールをしたい。」など,一人一人が自分の考えをもつことができた。