【半田市立成岩中】感謝を込めて
- 公開日
- 2013/08/20
- 更新日
- 2013/08/20
ちょっといい話
平成25年7月19日 終業式に続いて、体育館お別れ式を行いました。
耐震強度の関係で、この夏に取り壊すこととなった体育館は、昭和35年9月に完成してからおよそ53年間、本校生徒を見守ってきてくれました。しかし、スポーツクラブの体育館であるNARAWAウイングができてからは、全校生徒が集まるときにはウイングを利用してきました。そのため、体育館へ全校生徒が揃って入ったのは、およそ10年ぶりということになります。
生徒たちからは通称「旧体」と親しまれ、体育の授業や学年の行事、部活動の練習でお世話になってきました。取り壊しが決まってからは、「旧体がなくなるのは寂しい。」「もっとここで練習したかった。」といった声が、たくさんの生徒たちから聞こえてきました。特に屋内部活の生徒たちにとっては、毎日の練習で汗や涙を流した思い出がつまっているのだなと感じます。また、郡大会へ臨む前に「旧体」に向かって、最後の挨拶や試合に向けての決意の言葉を大きな声で伝えている姿がありました。
惜しまれつつ迎えたお別れ式の「校長式辞」、「生徒会長お別れの言葉」では、参加した皆が感慨深いものを感じていました。「ご来賓紹介」、「校歌斉唱」と続き、最後に全員で写真を撮りました。最後の全校生徒737人と教職員全員による校歌斉唱は、体育館への感謝の気持ちを込めて歌い切りました。
53年間、ありがとうございました。