【小牧市立本庄小】ふれあい読み聞かせ
- 公開日
- 2013/08/22
- 更新日
- 2013/08/22
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校は,強い体と,きれいな心をもった子,よく見,よく聴き,よく考える子,だれとでも関わり,協力できる子,の育成をめざして教育活動を進めています。中でも,上学年と下学年のペア学級によって実施される,ふれあい活動は,長年にわたって継続しています。
ふれあい活動は,ふれあい遊び,ふれあい読み聞かせ,ふれあい給食の3つに分けられます。どれも異学年間交流であり,年間を通して複数回計画が立てられています。
写真にある活動は,上級生が下級生に読み聞かせをしている場面です。読み聞かせは,総合的な学習の時間に開かれ,上級生はこの日のために下級生の興味や関心,その実態を考慮に入れながら紙芝居や絵本などを選び,朗読練習をします。読み聞かせの会の当日は,下級生が飽きないように上級生は声の大きさや速さに気をつけて読みます。さらに読み終わった後はクイズを出題したり,正解者に手作りの景品を渡したりするなど,上級生と下級生がふれあう場を設けています。
児童の感想には、「下級生に楽しんでもらえて、練習したかいがあった。」「上級生の紙芝居がとても面白かった。」など、活動してとても楽しかったことが書かれていました。このように、聴いてもらおうと登場人物になりきる読み手,クイズに元気よく答えたり,感想を発表したりする聞き手。それぞれがより充実した楽しいひとときにするために,無意識のうちに相手のことを思いやる気持ちや態度は,心の教育あるいは心を豊かにする取り組みにつながっていくのではないかと考えます。
今後も,3つのふれあい活動を核に,上級生と下級生が仲よく集える場を設けるとともに,児童が主体的に関わっていく力をつけられるように支援をしていきたいと思います。