モラルBOX日記

【豊田市立上鷹見小】「里山の自然観察会」

公開日
2013/09/03
更新日
2013/09/03

ちょっといい話

 本校は、緑に囲まれた自然豊かな山間に位置しています。5月下旬になると、学校の前山には、「ササユリ」が咲き始め、その美しい光景をみることは、上鷹見っ子にとっていつものことです。しかし、この光景を見ることができるのは、15年以上続いているササユリ保護活動の成果といえます。また、ササユリをはじめ、もっと里山のことを知ろうと「自然観察会」を毎年開いています。今年は、ビオトープに生息する生き物を観察し、また、裏山にある「安さんの丘」に飛んでいる野鳥や植物を観察する会を講師の先生をお招きし、地域の方々と一緒に子供たち35名が行いました。子供たちは、いつもの縦割り班で、観察会をたっぷり楽しむことができました。地区全体で「ササユリフォトコンテスト」も行われました。一般の部、小学生の部それぞれの入賞作品は、素晴らしいものでした。1年生の子供が「ササユリの葉っぱとササの葉っぱの違いがわからない。」と言うと、6年生が優しく「ササユリの葉っぱをさわってごらん。ふわふわしているんだよ。」と自信をもって答えていたことが印象的な会となりました。