【西尾市立荻原小】人権の花運動
- 公開日
- 2013/09/03
- 更新日
- 2013/09/03
ちょっといい話
西尾市は、昨年度より西尾市小中学校人権教育研究会を発足させました。「人権教育の指導方法の在り方」や「あいちのアクションプラン2」をもとに人権教育について研究実践を進めています。
研究推進校の一つになっている本校では、本年度、「人権感覚を意識した授業研究」や「人権の花運動」に取り組んでいます。この中の「人権の花運動」について記します。
「人権の花運動開催式」では、最初に「荻原っ子人権の誓い」を全校児童で唱和しました。これは、平成23年度に、児童会が中心となってつくったものです。その後、園芸委員会が活動計画を発表したり、人権擁護委員さんのお話を聞いたりしました。
夏休みに入ってすぐに、児童会役員と園芸委員の代表が、人権教育を通して学んだことを地域にも広げようと、校区の三箇所の公共施設に、自分たちの手で育てた花を届けました。本校では、思いやりの心育むために、全校児童が花の栽培に取り組んでいます。
花を届けた児童は、次のように感想を記しました。
・ぼくたちが花を育てることで身につけた思いやりの心が、ぼくたちの住む地域にも広がってほしいと思いました。
・多くの人に私たちが育てた花を見ていただき、荻原小学校の思いやりの心がどんどん広がっていくことを期待したいです。
今後も、子供たちが、人権に対する知識理解を深め、人権感覚を身につけた態度や行動がとれることをめざし、よりよい授業づくり、集団づくりに取り組んでいきます。