【美浜町立河和南部小】「インターネット犯罪防止教室」を実施
- 公開日
- 2013/10/09
- 更新日
- 2013/10/09
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校では、1年間を通して児童が情報モラルについて継続的に学習していくために、情報教育指導計画を策定している。先の7月10日(水)には「愛知県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課」より講師をお招きして、4年生児童を対象とした「インターネット犯罪防止教室」を実施した。(写真)
★児童の実態
6月には全児童を対象にアンケートを実施し、本校児童のネット環境や利用状況、トラブルの有無などの実態について調査した。実態としては、学年が上がるにつれ、携帯用ゲーム機による通信、スマートフォン、パソコンなどによるメールを行う際に、文字上のやりとりから悪口などのトラブルを経験している児童の数が多くなっていた。FacebookやLINEの利用者もいたが、まだ大きな問題は起きてはいない。教職員で情報を共有し、学校全体で子どもたちを見守り続けていく必要がある。
★活動のねらい
今回の活動は、実際にトラブルを抱えやすくなる小学校高学年〜中学生になる前に、児童に情報モラルの意識付けを強く行い、トラブルに巻き込まれないようにするために設定したものである。もちろん、学校全体でも、1年生は年4時間、2〜6年生は年6時間の情報モラル学習と技能研修を行っている。担任と町の情報教育アドバイザーが協力しながら、コンピューターの使い方から始まり、ウェブページの見方やメール・チャットなどの危険性まで、児童の発達段階に合わせた内容の学習指導を学期に1回ずつ実施している。
★活動後の感想
インターネットを利用した犯罪やその対処法などについて、クイズなどを通して詳しく分かりやすく説明していただき、子どもたちも楽しく学習を進めることができた。児童からは「クイズが楽しかった」「困ったことがあったら、ちゃんと相談する」「これからゲームをするときに気をつけたい」など、事後の感想が出ていた。