【田原市立童浦小】子どもたちへの防災教育が地域防災力の強化へ
- 公開日
- 2013/09/11
- 更新日
- 2013/09/11
ちょっといい話
8月24日(土)・25日(日)に5年生が防災キャンプを実施しました。童浦市民館を避難所と想定した避難所体験を行いました。防災キャンプにあたっては、学校と校区コミュニティ協議会、消防団、子供会、PTA、行政で実行委員会を組織し、企画・運営を行いました。
1日目、まず避難所の居住スペースについて話し合いました。さまざまな意見が出る中で意思決定していく大変さを学びました。そして、ダンボールで仕切りを作りました。ドラム缶風呂体験をしたり、限られた食器を使って非常食を食べたりしました。東日本大震災の被害者の方々の大変さを身をもって知ることができました。
2日目は、防災倉庫などを見学し、災害時用の機器などが備えられていることや、自主防災会の取組について学びました。
子どもたちへ防災教育をすることは、家庭での防災意識の向上につながります。そして、地域全体の意識が向上すると、地域防災力の強化につながっていくと考えます。
〜5年生の感想〜
・地震の時は、電気や水が止まり、クーラーも使えなくなるので、暑くてとても大変だと思いました。
・防災キャンプに参加して一番に思ったことは、地震が起きるとお風呂に入れない、ということです。私たちは、防災キャンプだから、水はあるし、トイレも水は流れるし、お風呂だって入れました。地域の方が、ドラム缶風呂を準備してくれました。何日もお風呂に入れないと気持ち悪いので、避難所にこういうものがあるといいと思いました。水が使えるのは幸せだと思いました。
・防災キャンプでは、ダンボールとガムテープを使って、ねる部屋を作るのが大変でした。ダンボールは、床にもしきました。ちょっと固いので、朝、起きた時、体がいたかったです。本当に地震が起きれば、そんなことは言っていられないと思いました。