【岡崎市立根石小】 ネットモラル授業の取り組み
- 公開日
- 2013/09/15
- 更新日
- 2013/09/15
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
近年,スマートフォンの爆発的な普及やSNS、アプリの急速な拡大など、携帯電話やインターネットを通して子供たちを取り巻く環境は、大きく変化している。ただ,それらの変化はよいことばかりではなく,新たな問題も生まれてきている。そこで、スマートフォンやインターネット使用のルールやマナーをきちんと理解するために、5年生の道徳の時間に情報モラル教育を行った。
内容は,インターネット上に人の悪口を書いてはいけない,いたずら目的で嘘の情報を流してはいけない,ネット上で知り合った人に個人情報を教えたり会ったりしてはいけないことなどをクイズ形式で学んでいった。
授業の前半では「スマホ使ってみたい」とか「自分の携帯が欲しい」と軽い気持ちで利用しようとする発言が続いた。しかし,「インターネット上にいたずら目的で、嘘の情報を流すことは軽犯罪法違反である」と聞くと,とても驚き,表情が変わってきた。
いたずらが罪につながる可能性があることを知り,「よく考えて行動しないと自分も犯罪者になってしまう」と認識できたようだ。子供たちは真剣に考え,理解していたため,今後の情報端末の利用状況を見守っていきたい。
<児童の感想>
・ぼくは、携帯を持っていません。だから,携帯が欲しいなあと思っていたけれど,今日の授業を聞いて,携帯は使い方を間違えると怖いなあと思いました。
・ネットで知り合った人と会うのはとても怖いことだと知りました。ネットだと簡単に嘘がつけるから,会おうと言われても絶対に会いません。
・今もスマホは欲しいけれど,使い方を家の人とよく話し合っていきたいです。
・先生が「携帯はとても便利な道具だけどとても怖い道具だ」といった意味が今日の授業を聞いて分かりました。自分が気づいていない間に犯罪をしていないように気をつけたいです。