モラルBOX日記

【新城市立新城中】中学生に携帯電話って本当に必要なの?

公開日
2013/10/02
更新日
2013/10/02

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 新城警察署の方から、携帯電話やインターネットに関連した犯罪や事件に巻き込まれないために気をつけるべきことなど講話していただきました。そこで、道徳の時間に『中学生に本当に携帯電話が必要なのか?』を考えました。自分の意見をふせんに書き、必要・不必要に分かれて黒板にはりました。その後、クラスメイトの意見を読んだり、携帯電話に関わるトラブルなどを資料で紹介したりして、再度『中学生に本当に携帯電話が必要なのか?』をグループごとで考えました。

<子どもたちの意見>----------------------------
○本当に連絡をとりたければ、家の電話を使えばよい。
○欲しいけど…友達を傷つける道具になるのならば、
 無理に持たなくてもと思う。
○携帯電話を持っていなくても中学校生活を送ることはできる。
○携帯電話だけのつながりの人たちはとてもかわいそう。
○返事がすぐ来ないと仲間外れにされるような関係は友達ではない!
 そんな友情はいらない。

●なんで子どもだけ使ってはだめというかわからない。いろんな情報がほしい。
●緊急時などに連絡をとりたいからやっぱり必要。
●他の中学校の子とコミュニケーションをとるためにはかかせない。
 友達の輪も広がる。
●大人は問題点を大げさに表現しすぎである。携帯電話がなければないなりの
 生活ができるかもしれないけど、1度使い慣れた生活からはもとの生活に戻る
 ことはできない。メリットもデメリットもあるから上手に使えばいいだけ。
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 今回の授業を通して、「やっぱり中学生では必要がないかも」という意見に変わった生徒や、「みんな持っているから…ではなく本当に必要になったときに手に入れるようにしたい」など、携帯電話との付き合い方について考えることができました。