【一宮市立大和南中】ネットの危険性を生徒に伝える
- 公開日
- 2014/01/06
- 更新日
- 2014/01/06
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校ではLINEなどのコミュニケーションツールを利用することによって,ネットに関わっている生徒は多いです。LINEによる気持ちのすれ違いから生じた友人同士のトラブルを指導したこともありました。このようなコミュニケーションツールを利用することのトラブルや問題などを生徒に伝えることで,生徒が危険を予防していく考え方を身につけていくことは何より大切です。
そのため,朝礼で校長先生が,ネットトラブルに関わる話をされたり,STの時間に担任がLINEに関わる話をしたりする中で,生徒に危険予防の喚起を促すとともに,ネットの危険性についてどの生徒も理解できるように努めています。
2学期終業式後の全体指導では、生徒指導の先生が世間で実際に起きた事例を紹介しました。中学生が携帯ゲームの中にある広告を触ることで、架空請求が来るようになった話は,退会のために書いてあった連絡先に電話をしたことで,個人情報を聞かれたうえに,数万円の振り込みを要求されてしまった事例です。この事例では,本人が親に相談し,警察と消費者センターに届けたことで,お金を振り込むことはなかったようですが,ネットに潜む怖さを生徒たちに伝えることができたのではないでしょうか?
生徒の感想です。
・僕は携帯電話のゲームをよくやるけど,よく見る広告でこんなトラブルになる
ということを知ることができてよかったです。家で決められたルールを守って
上手に携帯電話を使っていこうと思います。
・人をだまそうとする人が世の中に増えていると思いました。私は,携帯電話
でネットを使う時にも危険が潜んでいることを知った上で,上手に使っていき
たいです。