【あま市立美和東小】東っ子道場
- 公開日
- 2014/01/08
- 更新日
- 2014/01/08
ちょっといい話
美和東小では、年2〜3回東っ子道場が開催されています。東っ子道場とは、竹馬なら竹馬の得意な5・6年生が「名人」として、低学年の子に遊びを教える場です。鉄棒、一輪車、ドッジボール、竹馬、あやとり、けん玉などその時々で種目は異なります。種目ごとの名人さんたちが低学年の子どもたちにこつを教えています。東っ子道場開催の日が近づいてくると、廊下に開催日や内容を知らせるポスターが貼られます。そのポスターの文字には、1年生でも読めるように漢字には読みがながつけられています。名人さんたちは、どのように教えたらよいか、優しく言葉をかけるにはどう言ったらよいか相談し合います。
いよいよ当日です。チャイムが鳴ると、低学年の子どもたちが走ってそれぞれやりたい種目の道場に向かいます。
「体重を前の方にかけてね。」
と言いながら、竹馬を支えてあげる6年生。二人でゆっくり前進しています。
「投げ方を教えてほしい人はこっちに来て。ゲームをしたい人はあっちへ行って。」
ドッジボール道場では、低学年の子の希望を聞いて、内容ごとで分かれて教えています。
こうしたふれあいをきっかけに友だちになり、学年が異なっても休み時間に遊ぶ子が増えました。できなかったことが少しできるようになり、お互いに喜びを共有しあうことができました。意図的に遊びの場を設定することで、「子どもの社会性」を育む、一つの機会になっていると考えています。