【豊田市立花山小】むくろじ遊びの新展開
- 公開日
- 2014/01/09
- 更新日
- 2014/01/09
ちょっといい話
本校の子どもたちは、登下校に40分から50分歩く児童が多い。通学団で登下校をしているが、その中でもめ事も少なくない。しかし、生まれた時から近所に住む子どもたちであり、男女分け隔てなく仲が良い。その力を利用して、小さなコミュニティの輪を作り、望ましい社会性の育成に努めている。
本校のシンボルツリー「ムクロジ」に因んで名づけられた「むくろじ班」(縦割り)は、全校児童の活動の基盤である。昨年度まで、このむくろじ班で6年生のリーダーが遊びの内容を考え、元気いっぱいに活動していた。今年度は新たに「通学班」での活動も取り入れ、近所のお兄さんやお姉さんと一緒に遊ぶ場面を作っている。
低学年の児童から「かっこいいお兄さん・かっこいいお姉さん」と憧れをもたれるようになり、「むくろじ遊び」の活動がパワーアップしてきている。むくろじ遊びの活動は、通学班で8回、むくろじ班で8回を計画して実施している。リーダーとなる児童は、自覚と責任が芽生え、自立をしていく。それを見ている低・中学年の児童は、未来の自分を重ねて見ていくであろうと期待している。