【蒲郡市立中央小】携帯電話のメールのルール
- 公開日
- 2014/01/14
- 更新日
- 2014/01/14
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校の6年生の子どもたちは約半数が携帯電話を持っている。そのほとんどがスマートフォンである。
スマートフォンに入っているメールソフトを使い、子どもたちは、いろいろな情報を交換している。必要な情報ではなく、友だちの悪口を書くこともあり、そのメールを見た子どやそのメールの内容にかかわる子どもを巻き込んだトラブルが少なからず起こっている。携帯電話だけでなく、ゲームをインターネットツールとして、画像のやり取りをしている子どももいる。また、今携帯電話を持っていない子どもたちも今後、情報社会の中で生きていかなくてはならない。
このような実情を踏まえ、6年生の担任により、今回は携帯電話でのメールの使い方について学級指導を行った。指導に際して、次のことをポイントにして指導を行った。
1 メールでの文字の書き込みは、記録に残る。
2 文字の書き込みは、会話と違い誤解を生むことがある。
子どもたちからは、「そのソフトを使っているけど、使い方に気をつけたい」「大切なことは、メールではなく直接話をするようにしたい」という声があがった。中には、「ちょっと嫌なことがあったので、家の人が携帯電話を解約した」「小学生が携帯電話を持つのはまだ早い」という考えの子どももいた。
この指導から子どもだけでなく、保護者にも携帯電話によるメールのやり取りのルールについて、関心を持ってほしいと考えた。
今年度は6年生の学級で児童向けに情報モラル教育を実施した。しかし、小学校の児童にとって、保護者の役割は大きいものである。来年度は講師を招聘し、保護者向けに情報モラル教育を実施することを検討している。