【高浜市立高浜中】地域と協力し合い、生き生きと活動する生徒
- 公開日
- 2014/01/15
- 更新日
- 2014/01/15
ちょっといい話
本校には900人を超える生徒が在籍しており、日頃から熱心に授業や部活動に取り組んでいます。数ある部活動の中には、地域と深い関わりをもつものがあります。それがボランティア部です。部員はわずかですが、年間を通じて様々な活動を行っています。
普段の校内活動では、主にベルマークの集計や校内清掃を行っています。長期休業を利用して、校内のトイレを徹底的にきれいにしたり、手話の練習を行ったりもしています。
校外活動では、町内会の方達と協力した花の移植や地域の祭礼行事のお手伝い、地域の河川清掃、老人福祉施設の訪問、赤十字の心肺蘇生講習会への参加、赤い羽根共同募金への協力など、さまざまな活動に取り組んでいます。
その中の一つ、高浜市民レガッタでは、大会運営を支えるために一生懸命頑張りました。今回で15回目となるこの大会は7月下旬に行われ、およそ60チームがエントリーします。例年本校からの参加者もみられ、地域に根ざした大会になりつつあります。この日はまず、早朝から会場周辺の清掃活動を行いました。その後配艇や招集の補助、片付けなどを行いました。非常に暑く、長い1日でしたが、生徒たちは自分たちに与えられた仕事に黙々と取り組んでいました。
活動後、「1日大変だったけれど、大会がスムーズに進められて本当によかったです。」と何人もの生徒が口にしていました。
ボランティア部に在籍する生徒の中には、自己表現の苦手な子もいます。しかし、年間を通じたこれらの活動の中で、どの子も他者と関わり合いながら、生き生きと活動することができています。地域の方達のあたたかいご支援があってこそ、生徒たちにこのようなな貴重な体験の機会がいただけているのです。感謝の気持ちを忘れず、今後もさまざまなボランティア活動に意欲的に取り組んでいきたいと考えています。