【豊川市立小坂井中】自他を見つめ直し、よりよい人間関係を築く人権教育
- 公開日
- 2014/01/17
- 更新日
- 2014/01/17
ちょっといい話
本校では、「存在感」「確かな人権意識」「共感的理解」の3つをキーワードとし、自己を見つめ直し、よりよい人間関係を築いていける人権教育の推進、実践を行っています。
毎年人権週間の時には、人権に関する道徳や学活の授業実践を行ったり、講師の方をお招きして人権に対する意識を高める「人権集会」を行ったりしています。本年度の授業実践では、シンガーソングライターのさだまさしさんの「償い」という曲を題材にした道徳「一度きりの人生〜自分の生き方を考える〜」の授業を行いました。不注意により事故を起こし尊い命を奪ってしまい償い続ける人、事故被害者の妻、その周りの人々など、それぞれの立場になって考えることで、人権意識をより高めることができました。
授業後の生徒の感想からは「相手にも『人生』というものがあることを理解して行動することが本当の思いやりだと思いました。」や「この先、嫌なことや辛いことがあっても命は一つしかないから大切にして生きていきたい。命はお金で買える物じゃないし、何かと代えられるような軽い物ではないから無駄にしたくない。」などの声を聞くことができました。
今後も道徳の授業だけではなく、すべての教育活動を通して、自分を含めた全ての人間が大切な命をもち、かげがえのない存在であることを、一人一人の生徒が実感できるような教育を推進していきます。