【西尾市立福地中】小学生に「思いやりの心」を伝えよう 〜小学校出前授業〜
- 公開日
- 2014/01/20
- 更新日
- 2014/01/20
ちょっといい話
一学期のクラスの様子を振り返ってみて、元気はあるのだが、「もう少し相手を思いやる気持ちをもってほしい」と考えました。そこで、二学期に入るにあたって、重松清の『青い鳥』を題材として単元を組むことにしました。
作品を読んだ後、親を授業に招待して、親がどれだけ自分の子を大切に思っているかを本音で生徒に語ってもらう「親子読書会」を開催しました。また、親子読書会で高まった思いやりの気持ちを自分たちの後輩にも伝えたいという思いから、母校の小学校に出向いて、中学生が小学生に授業をする「出前授業」にもチャレンジしました。
ある生徒の授業日記には、「自分たちで授業をするのはすごく大変だったけど、とても楽しかったです。困っていた小学生の子にアドバイスをすることができたからよかったです。先輩になれた気がした一日でした。またやってみたいです。」と書いてありました。
自分たちの思いやりの気持ちが深まっただけでなく、もうすぐなるであろう「先輩」としての自覚も芽生えた貴重な体験でした。