【北名古屋市立五条小】寒さに負けず、元気に外で遊ぼう 〜外で遊ぶんジャー集会〜
- 公開日
- 2014/02/03
- 更新日
- 2014/02/03
ちょっといい話
本校では運動から生活リズムを整え、じょうぶな体に育つことを目的とした、「一日60分外で遊ぼう」週間を毎月の第2週に実施しています。昨年度から始まった取組ですが、保健委員会が中心となって呼びかけを行い、今ではすっかり全校児童の間に定着しています。寒い時期に入ってもチャイムと同時にみんな運動場で遊び始めます。
今年度は新たに「外で遊ぶんジャー集会」と名づけ、本校に入学予定の保育園児を招き、一緒に外遊びを体験してもらおうとする活動が始まりました。担当するのは5年生です。高学年ともなると、体を動かしたり、外へ出たりするのが苦手な児童が出てきますが、この活動を行ったところ、そうした児童も積極的に園児と遊ぶ計画を立てるのに参加しました。
どうしたら園児が喜ぶか、また、けがのないよう安全に遊ぶにはどうしたらよいかなど相手のことを思って計画することもできました。また、当日に備えて、低学年を相手に練習する姿も見られるようになりました。低学年の目線で話をしたり、遊んであげたりすることで思いやりの気持ちが育ったように思います。
当日は「傷おに」という遊びで、年長さんと遊びました。スキップしたり、ジャンプしたりして、すくすく広場の中をみんなで駆け回り、思い切り遊ぶことができました。「もう1回やりたい」という年長さんの声に応え、3回も傷おにをして遊びました。途中、「おにになりたくない」と言っていた女の子を見て、5年生が手をつなぎ、一緒に遊ぶ優しい姿が見られました。
年長さんが帰るときにみんなで作ったプレゼントを手首にかけながら、「また4月から遊ぼうね」と声をかけていました。最後の最後まで、名残惜しそうにハイタッチしたり、手を振ったりする立派な5年生の姿を見ることができました。