モラルBOX日記

【豊橋市立羽田中】花巻中学校との交流

公開日
2014/02/06
更新日
2014/02/06

ちょっといい話


 東日本大震災直後の春休みから、生徒会の発案により、豊橋駅前で街頭募金を実施しました。昨年度の春休みにも、多くの生徒が街頭募金に積極的に参加し、総額407,484円ものお金が集まりました。
 羽田中学校の校訓は「雨ニモマケズ」です。全国の中学校の中で、同じ校訓を持つ岐阜県中津川市の福岡中学校、岩手県の花巻中学校とで「雨ニモマケスプロジェクト」として交流を行っています。その一環として、本年度は7月31日に生徒会会長・副会長が岩手県を訪れ、花巻中学校の生徒会役員とともに釜石中学校を訪問しました。その際、街頭募金で集めたお金を義援金として渡しました。
 釜石市は、東日本大震災の津波の被災地です。両校の生徒たちは、津波の爪痕がまだ残る街の様子を直接見たり、釜石中の生徒から被災当初の生活の様子を聞いたりしました。
「確かにがれきはだいぶ片付いている。でも、ここに生徒の家があったのだけれど流されたんだよ。」という言葉を聞き、更地のままの土地を見て、復興はまだまだだなという印象を受けました。
 この岩手県訪問の様子を10月27日の文化祭で報告し、訪れた保護者の皆さんに募金を呼びかけました。また、春休みにも生徒会が中心となって全校生徒や卒業生に呼びかけ、駅前で街頭募金を行う予定です。