【豊田市立畝部小】(携帯電話を使うときの基本的なルールやマナー・電子メールの使い方)
- 公開日
- 2014/02/26
- 更新日
- 2014/02/26
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校の児童は、携帯電話を所有している数は多くありませんが、メール等を利用して情報交換を行っています。携帯電話は、手軽に利用でき、メールをはじめとして使用する機会が増えていくことが考えられます。しかし、使用の仕方によっては、問題が生じることも心配されます。そこで、5年生では携帯電話でメールを送ったり読んだりするときに、留意することについての学習を行いました。指導に際しては次のことをポイントにしました。
1 文字で書いたことは、会話と違って誤解を生むことがある。
2 書かれた情報には、間違った内容もある。
教材は、仲良しの友達に送ったメールを読んで問題が起こってしまったという内容です。このメールを読んで、児童が気付いた問題は、次のようなものでした。
「何やってんだ、お前のせいで・・みたいな文になっている。」「けんかを売っているみたいな感じがする。」「文末に、な・ぜ・よといった文字が並ぶと、怒っているみたい。」「遠まわしに愚痴を言っているみたい。」「悪口を言っているので、言われたら困る。」「メールをもらったらうれしいけれど、こんなメールはうれしくない。」
声に出して話すのなら問題のない内容も、文にして送ることで、問題点が多々あることに気がつきました。児童からは、メールを送ったり読んだりするとき注意することについて、次のような意見が出されました。
・人によってとらえ方が違うから、気をつけなければいけない。
・敬語を使ったり、相手が安心できるような言葉を選んだりして使うことが大切である。
・名前をあげたり、悪口を書き込んだりしないことが大切である。
・メールだけでなく、インターネットなどの情報の中には、本当のことだけでなく、間違った内容もあるので全て信用してはいけない。
今年度は、高学年を中心として学習を行いましたが、来年度は、家庭への啓蒙や、他学年でもその学年に応じた学習を行っていくことが必要であると考えています。