【豊田市立石野中】情報教育に関する防犯教室
- 公開日
- 2014/03/03
- 更新日
- 2014/03/03
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
平成25年11月11日(月)、全校生徒99名とその保護者向けに防犯教室を開催した。
豊田警察署の方を講師として招き、身近な携帯電話やスマートフォンによって起きている情報メディアに関する犯罪について話していただいた。
LINEやfacebookといったSNSは、未成年である児童・生徒も利用できる。しかも、そこで何が話題とされているのか保護者が実態を把握しにくい現状がある。素性の知れない人と関わることから起こる被害や加害、素性の知らない人と関わることから起こる倫理観の低下、また金銭トラブルに発展した事例を挙げながら、決して対岸の火事という認識をもたないように、という話をうかがうことができた。
直接、警察の方から話を聞くことで、自分たちが普段何気なく使用している情報端末は、発信した情報は回収困難であることや思わぬ凶器になりうるということを多数の生徒が感じた。生徒の中には、情報端末に依存傾向を示している者や、顔も名前も知らない人と通信して不審なものを感じたことがある者も少数ではあるがいた。
情報化社会の中で、今後も情報モラルに関する児童生徒の知識理解を高めていく必要がある。同時に学校教育の中で、他者を思いやることをはじめ、道徳や倫理の大切さについて実感させていくことも大切である。次年度以降も、継続して行っていきたい。