【岡崎市立奥殿小】 地域の方とともに
- 公開日
- 2014/12/11
- 更新日
- 2014/12/11
ちょっといい話
本校の学校行事には「わらびがり」というものがあります。
名の通りわらびがりを採りに土手や山へ出かけるものです。
子供たちはその日だけ、持ち主の方の許可を得てわらびを採りますが、その土地は毎年とても整備されています。話を伺うと、秋頃に草をかり、児童がわらびが採りやすいようにして下さっているそうです。また、本年度学校の筍を採ることができずにいると、学区の方がご自分の土地で採られた筍を寄付してくださり、87キロもの筍をいただきました。
採れたものを販売するにあたっては、この日を待ちわびた学区の方が列を作って待っていて下さいました。
子供たちの作文には「学区の方々のおかげでわらびがりができることに感謝して、ぼくも大人になったら、この学区の子供のために働きたい。」と書いてありました。
たくさんの地域の方に見守られ、助けられ、学区の方々の温かさを感じながら、子供たちはふるさとを愛し、成長していくのだと感じます。