モラルBOX日記

【岡崎市立緑丘小】「3校合同ふれあいデー」 −思いやり・支えあう心を育てる−

公開日
2014/12/12
更新日
2014/12/12

ちょっといい話

緑丘小学校では、毎年、緑丘小学校・上地小学校・竜南中学校の3校が一緒に活動する3校合同ふれあい活動を行っています。
 今回で第14回となったこの活動は、「小学生と中学生が発達段階に応じて、レク活動や奉仕活動の準備、実行や事後の交流をすることにより、思いやり・感謝・社会貢献の気持ちをもつことができるようにすること」を目的にしています。
 本年度は、5月2日に行われました。午前10時、各学校の教室、運動場や体育館、地域の公園などに兄弟学級となった小学生と中学生が集合しました。それぞれの学級で考えたレク活動(鬼ごっこ・宝探し・しっぽとり・おんぶリレー・紙飛行機飛ばしなど)や、ゴミ拾いの奉仕活動・東日本大震災の支援のためのベルマークの分類などが意欲的に進められました。特別支援学級では、保護者と小中学生が一緒にカレーを作ったり、保護者会を開いたりしました。お昼は、グループ毎にお弁当を食べ、自由に遊んだ後、午後1時に閉会しました。
本校の児童は、普段は関わることの少ない他校の小学生や、中学生と楽しい活動をする中で、生き生きとした表情や笑顔が多く見られました。自己紹介でコミュニケーションの力をつけたり、レクの企画を行うことで、自分のできることを見つけて実行に移すという経験をしたりして、自信をつけることができました。
また、活動の中で、中学生が小学生を楽しませたり、優しく声をかけてくれたりするなど、心温まる場面が多く見られました。相手の立場を考え、主体的に小学生に関わっていた、さわやかで、とても頼もしかった中学生。小学生は、そのようなお兄さん・お姉さんの姿に接することで、思いやりの心を学ぶことができ、とても有意義な1日を過ごすことができました。