モラルBOX日記

【小牧市立小牧中】ネット社会の歩き方

公開日
2014/06/13
更新日
2014/06/13

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

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 インターネットは瞬時に自分の知りたい情報を検索できたり、簡単に複数の人に情報を発信したり、共有したりすることができる便利な面がある。一方で、不特定多数の人への情報を公開できるという性質上、さまざまな問題を引き起こしたり、大きな事件に発展したりする場合もみられる。本校の生徒も、パソコンや携帯電話を持ち、ネット環境を当たり前のように使用している。そこで、各学年で「情報モラル」を取り扱った資料を道徳の年間指導計画の中に組み込んで、授業を行っている。
 ここでは、5月に3年生で実施した内容を紹介することにする。一般社団法人日本教育情報化振興会制作の動画「ネット社会の歩き方」から「友だちへのネットいじめ」を資料とした。
 親友の悪口が書かれた掲示板を見た主人公。さて、どんな行動をとるか。掲示板にはどんどん意見が書き込まれ、炎上してしまう。主人公の取り得る行動を考え出させ、学級全体で話し合わせた。
 掲示板への悪意の書き込みは文字となって多くの人の目に触れること。掲示板への書き込みは注意をすること。匿名の掲示板では無責任な発言をする人がいるため、匿名での情報発信について考えること。など、ネット使用上の注意点を生徒同士が話し合う中で確認し、親友への思いやりや友情に触れる意見が交換された。
 授業を終えて、次のような生徒の振り返りが書かれていた。「人の悪口を書かない。」「相手の気持ちを考えて行動すれば自分も相手も嫌な思いはしないと思った。」「何か言われても気にしない。気になるなら誰かに相談する。」「ネット上だけでなく本当に仲の良い友達をつくるとよいと思う。」「ネットを使わないで済ませることはできないから、マナーを考えて使っていきたい。」