【豊田市立五ケ丘東小】 ICT支援員とのTT授業を通して
- 公開日
- 2014/07/02
- 更新日
- 2014/07/02
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
【ICT支援員との授業(5年生)】
本校では、情報モラル教育の授業をICT指導員とのTT授業で行っている。内容は、大きく二つに分けている。
まずその一つは、情報社会における正しい判断や望ましい態度を育てることである。つまり「心を磨く領域」である。この中には、情報発信に対する責任や情報を扱う上での義務などを教えている。情報社会での規範意識を高めるためには心の教育が必要である。相手の立場に立って思いやりのある行動を取ることはこれまでも道徳教育として行ってきましたが、ネットワークでのコミュニケーションでも相手を思いやる気持ちの大切さは同じだということに気づくように指導している。また、決まりや約束を守る態度も大切である。ネットワーク社会におけるルールとして著作権の尊重や個人情報の保護などが育つように指導している。
もう一つは情報社会で安全に生活するための危険回避の方法の理解やセキュリティの知識・技術、健康への意識を高めることである。それは、「知恵を磨く領域」である。情報化が進み生活が便利になればなるほど、危険に遭遇する機会も増大する。そこで、情報社会で安全に生活するための知識や態度を学ばせる必要がある。また、健康への意識は情報モラルというよりは、生活習慣の面が強いが、ネットワークの使いすぎによる健康被害やネット依存など健全な生活への悪影響を受けないように指導している。今後も担任がICT支援員と協力し合い、学年や発達段階に応じた適切な指導を進めていきたい。