モラルBOX日記

【あま市立甚目寺西小】情報モラルの必要性や情報に対する責任

公開日
2014/07/04
更新日
2014/07/04

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

インターネットの普及によりブログやメールで、多くの人が情報を発信できる時代である。児童の中には、発信する情報に対する責任を十分に考えず、安易に情報発信をしてしまい、トラブルに巻き込まれることがある。
 学習指導要領では情報社会に参画する態度に関する指導は主に5年生の社会科で指導し、道徳においても様々な場面で「情報モラルの指導に留意すること」と記載されている。
 そこで、責任ある情報発信について、5年生の児童が、その道のプロである新聞記者の話を聞き、これからの情報社会で、一人一人が心がけなければならないことを考える実践に取り組んだ。
新聞記者さんから「読者が知りたいと思っている“ 事実”を、正しく、わかりやすく伝えるため、必ず、現場へ行き、自分の目で状況を確認する。取材相手に対しては,取材の趣旨をきちんと伝え、相手の人権に配慮し、思いやりをもって取材する。取材結果は、新聞社の複数の担当者がチェックする。一言で言うと、相手の人権に配慮しながら“ 事実”を正確に読者に伝える、これが新聞記者に与えられた使命である」との話があった。これらの話を聞いて、児童は、情報を発信するときには、相手への思いやりと事実を正確に伝えることが大切であることを学んだ。